検査の判断基準について

■Q
日本建設で建築中の田中と申します。
本日検査ページを見たのですが、
「許容範囲」とされている部分は、どのような規格に照らし合わせての判断でしょうか?
「許容範囲」と言っている以上、根拠がなければ恣意的な検査と言わざるを得ません。
最終的は施工者の判断になると思いますが、検査とある以上何らかの基準があってしかるべきである、と考えます。
(会社名や個人名は仮名です)

■A
お問い合わせありがとうございます。
日本建設が依頼者である田中邸新築工事に関してのご質問ですね。

まずホームリサーチの検査は、依頼された物件を第三者的に検査する事を基本とします。検査契約を行う前に、依頼者に対して検査の説明も行っています。
依頼者の納得の上で検査契約を行い検査を開始します。

今回のように工務店が依頼者の場合、工務店に検査判断の説明を行っています。
お施主様は、依頼者である工務店に検査の判断基準などを聞く事になります。

「根拠がなければ恣意的な検査と言わざるを得ません」

仰る気持ちは解りますが、恣意的な検査と判断するのは依頼者です。
依頼者以外の人は、それぞれの立場でホームリサーチの検査を解釈してしまいます。それぞれ勝手な解釈の上では、ビジネスは成り立ちません。

今回田中様が依頼者であれば、検査の意味、検査判断基準、検査の範囲などを細かく説明した上で田中様の納得後検査契約を行います。検査結果は全て田中様に報告いたします。許容範囲と判断した部分についても細かく説明します。
しかし田中様以外には説明しません。
例えば田中様のご両親が問い合せしてきて、建物の半額を支払ったから説明しろと言われても、一切の説明をお断りします。

田中様は納得して検査契約をしましたが、ご両親は検査内容に納得出来ない場合もあります。「もっと細かく検査しろ」みたいな考えの場合、ご両親は検査内容に満足しませんよね。立場が変われば望むものも違うので当たり前の話です。
ですから、契約者以外からの質問に対するお答えは行わないのがルールとなっています。ご両親が検査写真を見て質問がある場合は、田中様に質問し、田中様がお答えするのが基本ルールとなります。
また、ご両親が検査写真だけを見て「ホームリサーチは恣意的な検査だ」と判断するのは正しい判断ではありませんよね。もちろん依頼者である田中様が「恣意的な検査」と判断するようであれば、その理由をお聞かせいただき田中様が納得出来るように努力させて頂きます。

今回の、「なぜ許容範囲なのか?その判断基準である根拠を知らせてほしい」というお問い合わせも、その根拠や理由を依頼者である工務店にお伝えしてあります。先回お伝えしたとおり依頼者である工務店にご相談下い。

(個人情報保護の観点からも、田中様が本当に物件の購入者であるのか、本当に施主であるのかもホームリサーチでは確認が取れません。これらの理由からしても、物件に対する見解は依頼者以外には行わないルールになっています)

ご理解いただきますようお願い申し上げます。

検査ミスじゃ無いのか?今さら言われても…

断熱検査時に、スジカイ(構造的な部分で重要な金物)金物の取り付けビスが
1本打ち忘れられた写真がありました。

しかし、この事に気付いたのは完成間近。
すでに現場では内部が仕上がった状態です。
この状態で、ダブルチェック時の写真検査員が、過去の写真を
検査中にビスの打ち忘れを発見しました。

「今さら言われても、すでに内部は仕上がった状態!どうしてくれるんだッ」

っと、検査を依頼している工務店からおしかりを受けました。


結局、この工務店は、仕上がった部分を再度壊して、
スジカイ金物の忘れ部分のビスを打ち込み、もう一度内部を仕上げました。


チェック体制の甘さを痛感し、各検査員に今後このような事がないように
通達しました。

「許容範囲」について

■Q.
「許容範囲」と書かれてありましたが、とても心配です。
普通、「一般的」までが許容範囲ではないか?と思うのですが!
「許容範囲」で手直し無しとはどう考えれば良いのでしょうか?

構造的な部分が多いので震災後不安に思ってます!

■A.
ホームリサーチにおける判断は以下となっております。

“最良好” “とても素晴らしい”
“良好”
“一般的”
“許容範囲”
“問題です”

この5段階に分かれています。
しかし全てが5段階評価ではありません。項目によっては
“一般的”
“問題です”
の2パターンしか存在しない検査項目も多数あります。
建築基準法などで明確に決められた部分は、良いのか悪いのか、2パターンで判断出来ますが、建築基準法で明確に定められていない部分は、良い判断は出来ますが、悪い判断が難しくなっています。

これは法的規制がかからない部分、簡単に言うと「施工が雑」な部分です。
釘の打ち方が“雑”だったり、組み立てが“雑“だったりです。
この雑な部分は、建築基準法違反ではありません。明確に“悪い”と言い切れる部分ではありません。
このような部分に「許容範囲」と言う判断を行っています。

「もう少し丁寧な施工を心がけましょう」

と言う意味を込めて「許容範囲」と表現しています。

「許容範囲」が多い物件は、“雑“な施工が多い物件とも言えます。

“雑”な施工が多い=耐久性や耐震性の低下に繋がる可能性が高まる!
と判断出来ると思います。

ホームリサーチは住宅の検査を行う会社です。検査結果を元にして、手直しや是正をするのは依頼者やお施主様です。手直しや是正をさせる会社ではありません。

「ホームリサーチの指摘箇所があるけど、これくらいなら手直ししなくてもいいか!」っと判断する人もいるでしょうし、
「ホームリサーチの指摘箇所は全て訂正する!」っと判断する人もいます。
指摘に対する手直しや是正は、あくまでもクライアントの判断となる事をご理解ください。

検査データに関する質問について

■Q
○○ハウスさんで建築している山田と申します。
検査写真について質問があるのですが…。

■A. 
ホームリサーチでは、検査データに関する回答は、クライアン
  ト様だけに限らせてもらっています。ホームリサーチで言うク
  ライアントとは、契約者であり、ホームリサーチと検査の契約
  をした人を指します。

今回のケースでは、○○ハウス様がクライアントなので、○○
ハウス様で建築している山田様には回答する事が出来ません。
(もちろん○○ハウス様の許可があればお答えさせていただき
ます。)
山田様は、○○ハウス様に質問するか、○○ハウス様の許可を
得て、○○ハウス様を通してホームリサーチの回答を聞く事に
なります。(許可を得たとしても、直接の問い合せには対応し
ないのが基本です。これは個人情報保護の観点から、問い合せ
者の本人確認が困難な為です)


もちろん、クライアントが山田様であれば、山田様の質問に全
てお答えさせてもらいます。

現場の清掃確認について

Q;施工現場の検査写真を見てキタナイと感じましたが、検査の総括部分の詳細コメントとして「ごみ等が清掃されており問題ありません」とありました。
この辺りの説明をして頂けないでしょうか。

A;弊社の検査は現場の作業を止めず、検査の工程を確認してチェックを行っております。基本的には、瑕疵となる構造の検査をメインにしており、それ以外に気のついた点なども指摘しています。
ご指摘頂いた工程のタイミングとしては内部の木造工事中であり、材料を刻んだり穴を開けたりしている作業中にお邪魔して写真を撮影しています。弊社が検査時に確認する清掃状況とは、作業中に出る施工くずは対象としていません。
たとえば、飲食物の包装ごみやタバコの吸殻、など現場の作業では出ないようなごみ等が清掃の対象です。
また、施工中のゴミに関しても、数日経過したと判断できるようなゴミの場合は指摘対象としています。
今回の現場検査では、それ以前に発生した施工中のゴミが見受けられない事から日々作業完了時に清掃を行っている事が推測できます。
このような判断で綺麗な清掃状態であると判断し、現場検査員だけではなく、この写真をダブルチェックしている検査員も同様の判断を行っています。

閲覧パスワードに関して

小泉(仮名)と申します

○○市○○町の分譲物件は私が購入した物件です。
検査状況を見たいので閲覧パスワードを教えて下さい。

このようなご質問をいただきますが、
ホームリサーチでは、依頼者のみにパスワードを発行します。
今回の場合“依頼者”とは、○○市○○町で分譲物件を販売している○○不動産です。

○○不動産様が、着工から完了までの検査をホームリサーチに依頼したわけです。
ですから、○○不動産様に対してパスワードを発行しています。

お問い合わせされた小泉様は○○不動産様に対してパスワードの公開を求める事になります。

ただし、小泉様がホームリサーチに出向いて、身分証明を行い、○○市○○町の
分譲物件の売買契約コピー等を提示いただき、施主である事を証明された場合は、
○○不動産様の許可無しに、“施主権限の執行”と判断してパスワードを公開いたします。

検査結果はホームページで見られるのですか?

お問い合わせありがとうございます。

検査した結果は最終的に報告書という形でお客様に
ご提供しますが、同じ内容の物がホームページ上で
閲覧出来ます。
もちろんお客様専用のIDとパスワードを入力しないと
閲覧出来ない仕組みになっているのでご安心下さい。