ホームリサーチの検査OK後、図面と違う箇所が2箇所ありました!

他の掲示板に書かれていたのでこちらでお答えします。
ホームリサーチの検査は、依頼者と検査の内容を理解した上で検査を行っています。
図面と全く違う部分がないように、隅々まで検査を行う事を目的であれば、そのような検査を行います。

ただこの場合、とても高額な料金設定が必要になります。

また、図面と同じように作るのは工務店の仕事です。
「図面と同じように出来ている」を調べるのは、「図面と同じように作る」と同じような作業が必要です。

検査会社の仕事は、ある部分を抜き取って、その部分が適切であるか?を検査するのが仕事です。
(全てを検査するのであれば、それは設計施工、設計監理と呼ばれる仕事であり、検査の領域を逸脱している事になります)

どの部分を抜き取って検査するのか?

これは依頼者との協議になります。

例えばミカン農家がミカンの糖度検査を依頼した場合、
Aミカン農家は、100個中3個の糖度検査を依頼
Bミカン農家は、100個中30個の糖度検査を依頼

Bミカン農家の方が、検査結果の信頼度は高いですよね。

糖度検査を3%にするのか30%にするのかは、依頼者が決めることです。
依頼者から依頼された検査を、第三者的な立場で的確に行うのが検査会社です。

ホームリサーチも同じです。
「依頼者から依頼された検査を、第三者的に的確に行い、第三者的立場で報告する」
のがホームリサーチの検査ロジックとなっています。

依頼者には様々な思惑があります。
依頼者が工務店の場合
「ボロが出にくい箇所だけを検査させて、とりあえず第三者検査を行った!と表現したい」
こんな考えもあるのでしょう。逆に
「より良い住宅を提供する為に、細かい検査を行う第三者を導入する」
この様な工務店が多いのも事実です。

大切なことは、ホームリサーチが検査を行うと、多数の検査写真がウェブ上に保管されると言う事実です。
写真から、様々な事実が判明します。この写真があった方が良いか、ない方が良いか?と質問されれば、
工務店にとっては「ない方がいい」
住み手に取っては「あった方がいい」
となります。
工務店からすると、第三者が撮影した写真は、とても危険な写真でもあります。
手を抜きやすいポイントを撮影しているので、万が一引き渡し後に手抜きだと言われたら、それを手直しする責任が発生します。
問題になりやすいものは排除しておきたいのが工務店の本音。
逆に住み手からすると、見えない部分の写真は、たくさんあった方が有利。
引き渡し後数年経過して、何らかのトラブルが発生した場合、施工中に問題があったのでは?と言う疑問を解析する材料になります。

この様なロジックを基本にして、ホームリサーチは住宅検査を行っています。
「ホームリサーチ検査後に図面と違う部分が2箇所あった」
と言う書き込み、ご質問に対しては、
「ホームリサーチでは、検査写真が検査の結果です。
検査写真と図面と違う部分があれば、それは協議の対象です。
工務店に連絡して、適切に対処してもらえば良いと思います。
その為の検査です。」
とご理解頂ければ幸いです。

長文で分かりにくい部分があるかと思いますがよろしくお願い申し上げます。

ホームリサーチの検査について


サステナ神戸の被害にあいました。
ハウスメーカーと異なり、設計、施行、CM(コンストラクションマネージメント)の3業務の独立を売りにしていたのでとりあえず設計業務のみ契約し委託しました。しかし、その資質の低さには驚きました。5ヶ月経っても、設計図書も提出できず、概算見積もりもとることが出来ないのです。後から知ったのですが、実績がゼロです。家を建てた事がないのです。日本住販から独立した
会社だからと日本住販の実績をみせられていました。その日本住販は倒産していたことも後から知りました。はっきり言って詐欺行為と感じます。
期限ギリギリまでまって業務遂行が出来ないことから解約したのですが、その後、あきれかえることに、なんら話合いをもつことなく、設計業務全額と契約もしていないCM料金を内容証明で請求してきました。その行為は会社理念を疑う反社会行為と感じます。

このような会社ですから、今後も家を建てるなどの仕事ができるわけもなく、今はホームリサーチの会社の下請けをしているようです。このようなモラルを欠いた、設計業務もこなせない会社がなにを偉そうに家の鑑定をするのか。こういった会社が家の鑑定をしているのだから、ホームリサーチという業務そのものは、消費者のためではなく、工務店の内輪のなめ合いであることが明白です。
消費者として、気をつけなければなりません。特に建て売りの家などで”このような鑑定つきで安心ですよ。”というキャッチフレーズは危ないです。逆に工務店よりの内輪の鑑定でなにか問題が起きても工務店に有利になるようなただ単なる証拠残しであるからです。

あの手この手でこの業界は消費者を食い物にする輩がいます。(もちろん誠意を持ってやられている工務店も少ないですが中にはあるでしょう。)消費者は賢く、こういった業者は排除するように(ちょうど暴力団NOというのと同じように)行動することが残念ながら現在の法整備の状態ではあるのでしょう。消費者の皆さん気をつけましょう。


上記は様々な掲示板に書き込まれているカキコミです。同じような内容なので同一人物だと思います。こちらで要約してお答えします。

まず書き込んだ人をAさんと仮定します。
Aさんはサステナ神戸さんとの設計契約時にトラブルが発生した訳ですよね。
Aさんとホームリサーチとは何ら関係がないことを最初にお伝えします。
(サステナ神戸さんは現在でもホームリサーチの検査を行っています。検査を始めて2年近くなりますが、問題無く検査を行っています)

まず最初に、ホームリサーチの検査は、検査員の能力に左右されない検査であることをご説明します。
誰が検査しても一定のクオリティを保てるように検査マニュアル、検査ソフトなどで工夫してあります。仮にAさんが書き込んだようにひどい事をした検査員だとしても、ホームリサーチの検査に支障はありません。(二級建築士以上の有資格者だけがホームリサーチ検査員として登録可)検査員は下記のマニュアルに従って検査を行います。
1.検査マニュアル
【在来工法】
【在来深基礎工法】
【在来地下車庫工法】
【在来独自工法】ビルダー独自工法用の検査マニュアル。現在12工法存在
【2×4工法】
【2×4深基礎工法】
【2×4地下車庫工法】
【2×4独自工法】ビルダー独自工法用の検査マニュアル。現在6工法存在
【S造工法】
【RC工法】

2.検査ソフトへの入力。
 各マニュアルに沿った検査写真を検査ソフトに入力します。検査マニュアルと検査ソフトはリンクしてるので、検査箇所が足りない場合はソフト上で一目瞭然で分かります。(この場合検査写真の撮り直しです)

3.検査ソフトのトリプルチェック。
 検査ソフトに入力された検査データをエリア責任者トータル責任者が確認してウェブ上に公開します。

このような作業工程を経て検査を行っています。検査する個人の力量や性格などで検査のクオリティが左右されないようになっています。

また、問題があったのはサステナ神戸さんが元請けとしてビジネスを行っていた時の話ですよね。下請けとして仕事をする場合と話をごちゃ混ぜにして考えるのは如何なものかと考えます。


次にAさんのカキコミの
『特に建て売りの家などで”このような鑑定つきで安心ですよ。”というキャッチフレーズは危ないです。逆に工務店よりの内輪の鑑定でなにか問題が起きても工務店に有利になるようなただ単なる証拠残しであるからです。 』

に関してご説明します。
建築では証拠を残す事がとてもリスクです。建築中の写真など無い方が工務店は安心出来るのです。
ホームリサーチは検査した写真を常に閲覧出来るようにしてあります。
ホームリサーチの検査員だからと言って、見落としが無いとは限りません。人間ですから見落としはあります。万が一ホームリサーチの検査員が見落とした欠陥が写真から発見された場合、建築した工務店はそれを直さなければなりません。完成していてもそれを手直しする必要があるのです。通常であれば絶対に見つかることの無い建築中の欠陥であっても、ホームリサーチ検査員が耐震、耐久、断熱、防水などの主要項目施工時に写真を大量に撮影する事で、検査時点では検査員をごまかせても、あとでお客様に指摘を受け、それが本当に欠陥であれば、手直ししなければならないのです。最悪の場合は建て直しとなります。

このような理由から、工務店は施工写真を撮られることを一番嫌います。
工務店に有利になるような写真などは存在しません。現場写真があればあるだけ工務店は不利になりお客様が有利になるのです。

ですから、ある程度施工に自信が無い限りホームリサーチの検査は導入出来ないのが事実です。

また、ホームリサーチでは“鑑定”などは行っていません。検査を行っています。検査とは、例えば基礎工事がどのような形で行われたかを克明に表示する事を指します。基礎配筋ピッチがどれくらい、かぶり厚がどれくらい、転圧状況がどれくらい・・・と写真をベースに表示しています。
“鑑定付きだから安心”
では無く、
“検査データを見る事が出来るから安心”
と言う事になります。


建築は作る過程に手抜きが存在します。だからこそ作る過程を検査し、大量に写真撮影することが手抜きや欠陥を未然に防ぐ抑止力になるのです。

ホームリサーチの検査員だけで、全ての欠陥や手抜きを見つけ出すことは到底不可能です。だからこそ大量の検査写真を撮影して、検査員が見つけ出せない欠陥や手抜きであっても、写真からじっくり見つけ出せる仕組みを構築しておくことが重要だと思っています。

ホームリサーチでは、

「建てて良かったを全ての人に!」

この想いをスタッフ全員が胸に刻んで、怖い建築業界に立ち向かってきました。
サステナ神戸さんとのトラブルでサステナ神戸さんに係わる全ての人や業者を毛嫌いする気持ちは分かりますが、ホームリサーチに関してはAさんが書き込むような会社では無いことを、ほんの少しでも良いのでご理解いただくと嬉しいですね。

工務店がなぜ検査を依頼するのでしょうか?

■Q
工務店がなぜ検査を依頼するのでしょうか?
私達が検査を依頼するのは理解出来ますが、工務店が検査を依頼する事が理解出来ません。癒着してるような気がしますが…

■A
工務店がなぜ第三者検査を依頼するのか?
これは皆様と同じ理由です。
家づくりは工務店が元請けとなって多数の下請け職人さんが集まり作り上げていきます。ここで問題になるのが手抜き工事や欠陥工事です。
以下、例を上げて説明します。
大工さんが1軒の家づくりで1,000本の釘を打つとします。この1割にあたる100本を間引いても確認する事はとても難しいのです。的確に確認するには1,000箇所を実際に確認する必要があり、この作業は1,000本の釘を打ち込むのと大差ありません。

仮に100本間引いたとしたら、10軒作るうちに1,000本、1軒分の釘がプールできます。11軒目には釘の料金ゼロで家づくり出来てしまいます。
もし2割の釘を間引くことが出来たら、10軒作る間に2軒分の釘をプールできることに繋がります。
「分からないようにプロのテクニックで釘を間引く!」
これが欠陥や手抜きの実態と言われています。

万が一これらの手抜きや欠陥が発覚したら、その責任を元請けである工務店が負わなければならないのです。かといって、全ての工程で確認作業を行えば、管理コストが増大します。

「管理コストを最小限に抑えて、欠陥や手抜きをゼロに近づけるには?」

この難問に答えたのがホームリサーチの第三者検査でした。
ホームリサーチでは大量の写真を撮ります。写真を解析するだけで、釘の本数が足りないことを確認出来るのです。

「いつでも解析できる仕組みを構築する」

たったこれだけの事が、欠陥や手抜き工事に対する大きな抑止力となります。
万が一解析されて釘の本数を間引いたことが発覚したら?
引き渡し後であっても、その責任を追及されます。これらが原因で最悪建て直しなどになってしまったら?多額の損害を支払う事になる…。

釘を間引こうとしてる職人さんの心のブレーキになるのが大量の検査写真です。

「確実に釘を打っておこう。的確に、適切な場所に!絶対にクレームが出ないようにしっかり打っておこう…」

こう思わせるのが大量の検査写真です。

この職人さん1人1人の思いが、クオリティの高い家づくりに繋がり、クレームのない家づくりへ繋がっています。

現場でミスが無い、現場がスムースに進む、お客様の信頼が高まる、建物のクレームがない、お客様の満足度が高まる、知人友人を紹介される。

この流れが繰り返されるからこそ、工務店がホームリサーチの検査を導入するのです。

ご理解いただけたでしょうか!

検査中の物件についてA


「検査の依頼者は工務店かもしれないが、お金を払ってるのは俺だ…俺に説明しろ」


おっしゃる通りかもしれません。しかしお金を払っているのは誰か特定出来ないのが現実です。お施主様かもしれませんし、お施主様のご両親が少し出しているなんて事もあり得ます。お施主様が借り入れしてる場合は、銀行がお金を払ってることになりますよね。
お金を払ってる人にお答えするとなると、多数の人へお答えすることにも繋がります。お金を少しでも払ったと言えば、その人への説明義務が発生してしまうので、ビジネスは破綻しますよね。
問い合せフォームに明記してありますように、ホームリサーチは検査を依頼した人を依頼者と識別し、依頼者に対してのみ物件の質問や問い合せを受け付けています。

検査中の物件について

■Q
「検査に忘れがあるのですが…」

■A

今回のお問い合せは、断熱材の施工に関してでした。
お客様が見に行かれた時に、断熱材の施工が完了してなかったそうで
す。しかしホームリサーチの検査では断熱材の施工に問題はなかった
!との指摘だった為に、おかしいと思っての問い合せでした。

ホームリサーチ検査では、全ての断熱材を検査するわけではありませ
ん。3回検査、4回検査、10回検査のバージョンが有り、それぞれ一
部の検査を行っています。3回検査の場合、断熱に関する項目は20項目、
20枚の写真撮影になります。

断熱材検査に入った場合、施工済みの部分を検査して、施工
されている部分は問題ありませんと言う判断を行います。

断熱材の検査の場合、全ての断熱箇所を検査しているわけではありま
せん。住宅全体から一部を抜き取って検査しているとお考え下さい。

ホームリサーチの検査とは

■Q.
ホームリサーチの検査とは?一般ユーザー依頼と、
ビルダー依頼のハイクラス検査の違いとは?

■A.
ビルダー依頼ハイクラス検査とは、定められた項目を
忠実に検査する事です。
問題点があれば、それを報告します。
問題点をどのように是正するのか、処置するのかは、
施工する工務店や工務店の管理設計者が考えて実行
します。

検査し、問題点があれば報告する!
これがホームリサーチの基本です。
問題点が発生した場合、それを指摘して報告する義務は
ありますが、是正を強制する権利を持ち合わせていま
せん。
従って、報告義務のみとなるのがビルダー依頼のハイ
クラス検査です。

変わって、一般ユーザー依頼のハイクラス検査の場合、
ユーザーとの検査契約時に、ユーザー権限を持たせて
いただきます。トラブルや問題点が発生した場合、
工程を止めてでも是正や手直しを強制する権限を持ちます。

検査依頼はいつ頃お願いすれば良いのでしょうか?

お問い合わせありがとうございます。
検査依頼の時期に関しては、家を造るメーカーが決定する前後でおしらせいただくのが一番良い時期だと思います。
家づくりで最も大切なことは作ってもらうメーカーとの良好な“契約”です。
ホームリサーチでは、良好な契約を行うための手段やアドバイスも検査のうちと考えています。お客様に有利な契約であることが家づくりのポイントでもあるので、契約の前段階がベストだと考えます。

もちろん契約後に検査を申し込んでもかまいません。工事が始まる前でしたら問題なく検査を行えます。