星付き評価って?

私も今、住宅購入検討中なのですが、ホームリサーチの評判が悪いみたいです。現在お願いしようと思っている建築屋さんが、『やめとかれた方がいいですよ』って!
星をつけて評価してるみたいですが、意味がわからないですよね。


お答えします。
第三者検査を否定する工務店こそ辞めた方が良いかもしれません。
2度と撮れない施工中”の写真を撮り、一般的なローンの支払期限となる35年間保存することは、とても大切なことです。

また、星の評価に関しては、わかりにくい工務店の技術力を、わかりやすく表示する目安です。
多くの物件を検査してきたからこそ、ある程度の目安になると考えています。
お客様のことを考え、丁寧に、気配りのある施工を心がける工務店と、そうでない工務店とでは、耐久性や性能が全く違います。

高い断熱性能の材料を使えば、高い断熱性能の住宅が出来る!とは限りません。
断熱性能よりも、技術力や気配りが、高い断熱性能に直結します。

しかし、高い技術力を持った工務店ほど、営業力が低いのが現実です。
ホームリサーチでは、高い技術力を持った工務店を評価することで、皆様の選択肢に入れれば!と言う思いで星付き評価を行っています。

意味をご理解の上、目安として星付き工務店を選択肢に入れてみるとよいと思います。

ホームリサーチの検査OK後、図面と違う箇所が2箇所ありました!

他の掲示板に書かれていたのでこちらでお答えします。
ホームリサーチの検査は、依頼者と検査の内容を理解した上で検査を行っています。
図面と全く違う部分がないように、隅々まで検査を行う事を目的であれば、そのような検査を行います。

ただこの場合、とても高額な料金設定が必要になります。

また、図面と同じように作るのは工務店の仕事です。
「図面と同じように出来ている」を調べるのは、「図面と同じように作る」と同じような作業が必要です。

検査会社の仕事は、ある部分を抜き取って、その部分が適切であるか?を検査するのが仕事です。
(全てを検査するのであれば、それは設計施工、設計監理と呼ばれる仕事であり、検査の領域を逸脱している事になります)

どの部分を抜き取って検査するのか?

これは依頼者との協議になります。

例えばミカン農家がミカンの糖度検査を依頼した場合、
Aミカン農家は、100個中3個の糖度検査を依頼
Bミカン農家は、100個中30個の糖度検査を依頼

Bミカン農家の方が、検査結果の信頼度は高いですよね。

糖度検査を3%にするのか30%にするのかは、依頼者が決めることです。
依頼者から依頼された検査を、第三者的な立場で的確に行うのが検査会社です。

ホームリサーチも同じです。
「依頼者から依頼された検査を、第三者的に的確に行い、第三者的立場で報告する」
のがホームリサーチの検査ロジックとなっています。

依頼者には様々な思惑があります。
依頼者が工務店の場合
「ボロが出にくい箇所だけを検査させて、とりあえず第三者検査を行った!と表現したい」
こんな考えもあるのでしょう。逆に
「より良い住宅を提供する為に、細かい検査を行う第三者を導入する」
この様な工務店が多いのも事実です。

大切なことは、ホームリサーチが検査を行うと、多数の検査写真がウェブ上に保管されると言う事実です。
写真から、様々な事実が判明します。この写真があった方が良いか、ない方が良いか?と質問されれば、
工務店にとっては「ない方がいい」
住み手に取っては「あった方がいい」
となります。
工務店からすると、第三者が撮影した写真は、とても危険な写真でもあります。
手を抜きやすいポイントを撮影しているので、万が一引き渡し後に手抜きだと言われたら、それを手直しする責任が発生します。
問題になりやすいものは排除しておきたいのが工務店の本音。
逆に住み手からすると、見えない部分の写真は、たくさんあった方が有利。
引き渡し後数年経過して、何らかのトラブルが発生した場合、施工中に問題があったのでは?と言う疑問を解析する材料になります。

この様なロジックを基本にして、ホームリサーチは住宅検査を行っています。
「ホームリサーチ検査後に図面と違う部分が2箇所あった」
と言う書き込み、ご質問に対しては、
「ホームリサーチでは、検査写真が検査の結果です。
検査写真と図面と違う部分があれば、それは協議の対象です。
工務店に連絡して、適切に対処してもらえば良いと思います。
その為の検査です。」
とご理解頂ければ幸いです。

長文で分かりにくい部分があるかと思いますがよろしくお願い申し上げます。

35年web保存に関して

ホームリサーチでは、物件データを作成後ウェブサーバーにコピーしています。
この段階で、ネットに接続されていないサーバーにもコピーし、さらにバックアップしたデータをサーバーから切り離して保存しています。
保存場所は本社サーバールームと、地震や津波などの被害を受けにくい岐阜県に設置したデータセンターの2カ所です。

データ管理やバックアップには常に最善の努力を行っております。
しかしデータの保管を100%保証するものではありません。何らかの事由によりウェブデータが破損、本社サーバールーム、岐阜データセンターのバックアップデータも破損し、復旧が困難な状況に陥った場合は、ホームリサーチのウェブデータ保管義務はその時点で終了する事となります。

ホームリサーチの検査について


サステナ神戸の被害にあいました。
ハウスメーカーと異なり、設計、施行、CM(コンストラクションマネージメント)の3業務の独立を売りにしていたのでとりあえず設計業務のみ契約し委託しました。しかし、その資質の低さには驚きました。5ヶ月経っても、設計図書も提出できず、概算見積もりもとることが出来ないのです。後から知ったのですが、実績がゼロです。家を建てた事がないのです。日本住販から独立した
会社だからと日本住販の実績をみせられていました。その日本住販は倒産していたことも後から知りました。はっきり言って詐欺行為と感じます。
期限ギリギリまでまって業務遂行が出来ないことから解約したのですが、その後、あきれかえることに、なんら話合いをもつことなく、設計業務全額と契約もしていないCM料金を内容証明で請求してきました。その行為は会社理念を疑う反社会行為と感じます。

このような会社ですから、今後も家を建てるなどの仕事ができるわけもなく、今はホームリサーチの会社の下請けをしているようです。このようなモラルを欠いた、設計業務もこなせない会社がなにを偉そうに家の鑑定をするのか。こういった会社が家の鑑定をしているのだから、ホームリサーチという業務そのものは、消費者のためではなく、工務店の内輪のなめ合いであることが明白です。
消費者として、気をつけなければなりません。特に建て売りの家などで”このような鑑定つきで安心ですよ。”というキャッチフレーズは危ないです。逆に工務店よりの内輪の鑑定でなにか問題が起きても工務店に有利になるようなただ単なる証拠残しであるからです。

あの手この手でこの業界は消費者を食い物にする輩がいます。(もちろん誠意を持ってやられている工務店も少ないですが中にはあるでしょう。)消費者は賢く、こういった業者は排除するように(ちょうど暴力団NOというのと同じように)行動することが残念ながら現在の法整備の状態ではあるのでしょう。消費者の皆さん気をつけましょう。


上記は様々な掲示板に書き込まれているカキコミです。同じような内容なので同一人物だと思います。こちらで要約してお答えします。

まず書き込んだ人をAさんと仮定します。
Aさんはサステナ神戸さんとの設計契約時にトラブルが発生した訳ですよね。
Aさんとホームリサーチとは何ら関係がないことを最初にお伝えします。
(サステナ神戸さんは現在でもホームリサーチの検査を行っています。検査を始めて2年近くなりますが、問題無く検査を行っています)

まず最初に、ホームリサーチの検査は、検査員の能力に左右されない検査であることをご説明します。
誰が検査しても一定のクオリティを保てるように検査マニュアル、検査ソフトなどで工夫してあります。仮にAさんが書き込んだようにひどい事をした検査員だとしても、ホームリサーチの検査に支障はありません。(二級建築士以上の有資格者だけがホームリサーチ検査員として登録可)検査員は下記のマニュアルに従って検査を行います。
1.検査マニュアル
【在来工法】
【在来深基礎工法】
【在来地下車庫工法】
【在来独自工法】ビルダー独自工法用の検査マニュアル。現在12工法存在
【2×4工法】
【2×4深基礎工法】
【2×4地下車庫工法】
【2×4独自工法】ビルダー独自工法用の検査マニュアル。現在6工法存在
【S造工法】
【RC工法】

2.検査ソフトへの入力。
 各マニュアルに沿った検査写真を検査ソフトに入力します。検査マニュアルと検査ソフトはリンクしてるので、検査箇所が足りない場合はソフト上で一目瞭然で分かります。(この場合検査写真の撮り直しです)

3.検査ソフトのトリプルチェック。
 検査ソフトに入力された検査データをエリア責任者トータル責任者が確認してウェブ上に公開します。

このような作業工程を経て検査を行っています。検査する個人の力量や性格などで検査のクオリティが左右されないようになっています。

また、問題があったのはサステナ神戸さんが元請けとしてビジネスを行っていた時の話ですよね。下請けとして仕事をする場合と話をごちゃ混ぜにして考えるのは如何なものかと考えます。


次にAさんのカキコミの
『特に建て売りの家などで”このような鑑定つきで安心ですよ。”というキャッチフレーズは危ないです。逆に工務店よりの内輪の鑑定でなにか問題が起きても工務店に有利になるようなただ単なる証拠残しであるからです。 』

に関してご説明します。
建築では証拠を残す事がとてもリスクです。建築中の写真など無い方が工務店は安心出来るのです。
ホームリサーチは検査した写真を常に閲覧出来るようにしてあります。
ホームリサーチの検査員だからと言って、見落としが無いとは限りません。人間ですから見落としはあります。万が一ホームリサーチの検査員が見落とした欠陥が写真から発見された場合、建築した工務店はそれを直さなければなりません。完成していてもそれを手直しする必要があるのです。通常であれば絶対に見つかることの無い建築中の欠陥であっても、ホームリサーチ検査員が耐震、耐久、断熱、防水などの主要項目施工時に写真を大量に撮影する事で、検査時点では検査員をごまかせても、あとでお客様に指摘を受け、それが本当に欠陥であれば、手直ししなければならないのです。最悪の場合は建て直しとなります。

このような理由から、工務店は施工写真を撮られることを一番嫌います。
工務店に有利になるような写真などは存在しません。現場写真があればあるだけ工務店は不利になりお客様が有利になるのです。

ですから、ある程度施工に自信が無い限りホームリサーチの検査は導入出来ないのが事実です。

また、ホームリサーチでは“鑑定”などは行っていません。検査を行っています。検査とは、例えば基礎工事がどのような形で行われたかを克明に表示する事を指します。基礎配筋ピッチがどれくらい、かぶり厚がどれくらい、転圧状況がどれくらい・・・と写真をベースに表示しています。
“鑑定付きだから安心”
では無く、
“検査データを見る事が出来るから安心”
と言う事になります。


建築は作る過程に手抜きが存在します。だからこそ作る過程を検査し、大量に写真撮影することが手抜きや欠陥を未然に防ぐ抑止力になるのです。

ホームリサーチの検査員だけで、全ての欠陥や手抜きを見つけ出すことは到底不可能です。だからこそ大量の検査写真を撮影して、検査員が見つけ出せない欠陥や手抜きであっても、写真からじっくり見つけ出せる仕組みを構築しておくことが重要だと思っています。

ホームリサーチでは、

「建てて良かったを全ての人に!」

この想いをスタッフ全員が胸に刻んで、怖い建築業界に立ち向かってきました。
サステナ神戸さんとのトラブルでサステナ神戸さんに係わる全ての人や業者を毛嫌いする気持ちは分かりますが、ホームリサーチに関してはAさんが書き込むような会社では無いことを、ほんの少しでも良いのでご理解いただくと嬉しいですね。

工務店がなぜ検査を依頼するのでしょうか?

■Q
工務店がなぜ検査を依頼するのでしょうか?
私達が検査を依頼するのは理解出来ますが、工務店が検査を依頼する事が理解出来ません。癒着してるような気がしますが…

■A
工務店がなぜ第三者検査を依頼するのか?
これは皆様と同じ理由です。
家づくりは工務店が元請けとなって多数の下請け職人さんが集まり作り上げていきます。ここで問題になるのが手抜き工事や欠陥工事です。
以下、例を上げて説明します。
大工さんが1軒の家づくりで1,000本の釘を打つとします。この1割にあたる100本を間引いても確認する事はとても難しいのです。的確に確認するには1,000箇所を実際に確認する必要があり、この作業は1,000本の釘を打ち込むのと大差ありません。

仮に100本間引いたとしたら、10軒作るうちに1,000本、1軒分の釘がプールできます。11軒目には釘の料金ゼロで家づくり出来てしまいます。
もし2割の釘を間引くことが出来たら、10軒作る間に2軒分の釘をプールできることに繋がります。
「分からないようにプロのテクニックで釘を間引く!」
これが欠陥や手抜きの実態と言われています。

万が一これらの手抜きや欠陥が発覚したら、その責任を元請けである工務店が負わなければならないのです。かといって、全ての工程で確認作業を行えば、管理コストが増大します。

「管理コストを最小限に抑えて、欠陥や手抜きをゼロに近づけるには?」

この難問に答えたのがホームリサーチの第三者検査でした。
ホームリサーチでは大量の写真を撮ります。写真を解析するだけで、釘の本数が足りないことを確認出来るのです。

「いつでも解析できる仕組みを構築する」

たったこれだけの事が、欠陥や手抜き工事に対する大きな抑止力となります。
万が一解析されて釘の本数を間引いたことが発覚したら?
引き渡し後であっても、その責任を追及されます。これらが原因で最悪建て直しなどになってしまったら?多額の損害を支払う事になる…。

釘を間引こうとしてる職人さんの心のブレーキになるのが大量の検査写真です。

「確実に釘を打っておこう。的確に、適切な場所に!絶対にクレームが出ないようにしっかり打っておこう…」

こう思わせるのが大量の検査写真です。

この職人さん1人1人の思いが、クオリティの高い家づくりに繋がり、クレームのない家づくりへ繋がっています。

現場でミスが無い、現場がスムースに進む、お客様の信頼が高まる、建物のクレームがない、お客様の満足度が高まる、知人友人を紹介される。

この流れが繰り返されるからこそ、工務店がホームリサーチの検査を導入するのです。

ご理解いただけたでしょうか!

検査の判断基準について

■Q
日本建設で建築中の田中と申します。
本日検査ページを見たのですが、
「許容範囲」とされている部分は、どのような規格に照らし合わせての判断でしょうか?
「許容範囲」と言っている以上、根拠がなければ恣意的な検査と言わざるを得ません。
最終的は施工者の判断になると思いますが、検査とある以上何らかの基準があってしかるべきである、と考えます。
(会社名や個人名は仮名です)

■A
お問い合わせありがとうございます。
日本建設が依頼者である田中邸新築工事に関してのご質問ですね。

まずホームリサーチの検査は、依頼された物件を第三者的に検査する事を基本とします。検査契約を行う前に、依頼者に対して検査の説明も行っています。
依頼者の納得の上で検査契約を行い検査を開始します。

今回のように工務店が依頼者の場合、工務店に検査判断の説明を行っています。
お施主様は、依頼者である工務店に検査の判断基準などを聞く事になります。

「根拠がなければ恣意的な検査と言わざるを得ません」

仰る気持ちは解りますが、恣意的な検査と判断するのは依頼者です。
依頼者以外の人は、それぞれの立場でホームリサーチの検査を解釈してしまいます。それぞれ勝手な解釈の上では、ビジネスは成り立ちません。

今回田中様が依頼者であれば、検査の意味、検査判断基準、検査の範囲などを細かく説明した上で田中様の納得後検査契約を行います。検査結果は全て田中様に報告いたします。許容範囲と判断した部分についても細かく説明します。
しかし田中様以外には説明しません。
例えば田中様のご両親が問い合せしてきて、建物の半額を支払ったから説明しろと言われても、一切の説明をお断りします。

田中様は納得して検査契約をしましたが、ご両親は検査内容に納得出来ない場合もあります。「もっと細かく検査しろ」みたいな考えの場合、ご両親は検査内容に満足しませんよね。立場が変われば望むものも違うので当たり前の話です。
ですから、契約者以外からの質問に対するお答えは行わないのがルールとなっています。ご両親が検査写真を見て質問がある場合は、田中様に質問し、田中様がお答えするのが基本ルールとなります。
また、ご両親が検査写真だけを見て「ホームリサーチは恣意的な検査だ」と判断するのは正しい判断ではありませんよね。もちろん依頼者である田中様が「恣意的な検査」と判断するようであれば、その理由をお聞かせいただき田中様が納得出来るように努力させて頂きます。

今回の、「なぜ許容範囲なのか?その判断基準である根拠を知らせてほしい」というお問い合わせも、その根拠や理由を依頼者である工務店にお伝えしてあります。先回お伝えしたとおり依頼者である工務店にご相談下い。

(個人情報保護の観点からも、田中様が本当に物件の購入者であるのか、本当に施主であるのかもホームリサーチでは確認が取れません。これらの理由からしても、物件に対する見解は依頼者以外には行わないルールになっています)

ご理解いただきますようお願い申し上げます。

検査中の物件についてA


「検査の依頼者は工務店かもしれないが、お金を払ってるのは俺だ…俺に説明しろ」


おっしゃる通りかもしれません。しかしお金を払っているのは誰か特定出来ないのが現実です。お施主様かもしれませんし、お施主様のご両親が少し出しているなんて事もあり得ます。お施主様が借り入れしてる場合は、銀行がお金を払ってることになりますよね。
お金を払ってる人にお答えするとなると、多数の人へお答えすることにも繋がります。お金を少しでも払ったと言えば、その人への説明義務が発生してしまうので、ビジネスは破綻しますよね。
問い合せフォームに明記してありますように、ホームリサーチは検査を依頼した人を依頼者と識別し、依頼者に対してのみ物件の質問や問い合せを受け付けています。

検査中の物件について

■Q
「検査に忘れがあるのですが…」

■A

今回のお問い合せは、断熱材の施工に関してでした。
お客様が見に行かれた時に、断熱材の施工が完了してなかったそうで
す。しかしホームリサーチの検査では断熱材の施工に問題はなかった
!との指摘だった為に、おかしいと思っての問い合せでした。

ホームリサーチ検査では、全ての断熱材を検査するわけではありませ
ん。3回検査、4回検査、10回検査のバージョンが有り、それぞれ一
部の検査を行っています。3回検査の場合、断熱に関する項目は20項目、
20枚の写真撮影になります。

断熱材検査に入った場合、施工済みの部分を検査して、施工
されている部分は問題ありませんと言う判断を行います。

断熱材の検査の場合、全ての断熱箇所を検査しているわけではありま
せん。住宅全体から一部を抜き取って検査しているとお考え下さい。

検査ミスじゃ無いのか?今さら言われても…

断熱検査時に、スジカイ(構造的な部分で重要な金物)金物の取り付けビスが
1本打ち忘れられた写真がありました。

しかし、この事に気付いたのは完成間近。
すでに現場では内部が仕上がった状態です。
この状態で、ダブルチェック時の写真検査員が、過去の写真を
検査中にビスの打ち忘れを発見しました。

「今さら言われても、すでに内部は仕上がった状態!どうしてくれるんだッ」

っと、検査を依頼している工務店からおしかりを受けました。


結局、この工務店は、仕上がった部分を再度壊して、
スジカイ金物の忘れ部分のビスを打ち込み、もう一度内部を仕上げました。


チェック体制の甘さを痛感し、各検査員に今後このような事がないように
通達しました。

ユーザーハイクラス検査について

◆Q
それにしても、ユーザーハイクラス検査は高過ぎませんか?

◇A
平方メートル5,250円ですから、30坪の住宅の場合、519,750円となります。高く感じますよね。
しかし、ホームリサーチのユーザーハイクラス検査は、とても細かい部分まで検査の対象になります。
例えば釘の打ち損じが2割発生した場合、耐震性が2割ダウンすると言っても過言ではありません。
金物の取り付け位置が2センチずれただけで、引き抜き強度が半減するデータも出ています。
これら専門的な部分を細かくチェックする事は、耐久性、耐震性の高い住宅を作る事に繋がります。
ノーチェックであれば10年しか持たない家になりやすいですが、細かなチェックで30年以上に渡って、基本性能を維持する住宅になります。
建てた後ではどうにもならない部分を、建ながらチェックし、不具合を直しながら、より良いものに仕上げることが重要だと考えます。
年間にすると17,325円、毎月であれば、1,443円の負担で、ローンの支払いが終わる頃まで十分に基本性能を維持する建物になるわけです。決して高いとは思っていません。
また、検査したデータはほぼ半永久的にウェブ上に残ります。増築や改築の場合でも、当時の写真を見れば、ある程度内部構造を把握できますし、低コストで増築や改築が可能です。図面や保証書関係も全てウェブ上の保存されます。トータル的に考えるととてもお値打ちな料金だと思っています。

30年ローンで購入する場合、毎月のローンに1,443円プラスする事で、ホームリサーチの検査が受けられるわけです。是非ご理解いただきご利用いただければ嬉しい限りです。