ホームリサーチは信用できない。

■Q.ホームリサーチもですが、その検査を導入している工務店も信用できませんね。 第三者的な立場に立ち、本当に「お客さまの為に」と考えるならば、工務店からの仕事はしない。 のが筋だと思います。工務店からの依頼で仕事をしている時点で、工務店側についており、工務店の不利にならないように報告書を作成し、また作成依頼されてると考えて良いと思います。 余談ですが、その検査を導入している工務店は、施工業者を監視する能力がなく、 良いものを作っているという自信がないと宣言しているように思います。

■Answer
ホームリサーチ検査に対して、大きな誤解があるように思えます。
ホームリサーチの検査は、健康診断のようなものです。
健康診断を行ったからと言って、健康になるとは限りませんよね。
細かい検査を行い、どこかに悪いところは無いか?確認する事が必要ですよね。
検査結果を見ながら、主治医と今後の対策などを協議するのが健康診断ですよね。

この、健康診断で言えば、検査する機械の部分がホームリサーチです。

家造りの課程を細かく写真を撮って検査し、それを表示する。
その表示結果を見て、工務店とお客様が協議する。
ホームリサーチが、多くの写真を撮影するのは、このためです。
協議する材料を提供するのが、ホームリサーチの検査です。

写真撮影した検査項目に対して報告するのがホームリサーチの検査なので、依頼者が「お客様」であっても「工務店様」であっても、報告内容は変わりません。
(何度も“報告内容を変えろ”や“写真を削除しろ”と脅された事があります。しかし、過去1度も脅しに屈しデータを改ざんしたことはありません。)
一度報告内容を見ていただければ、工務店に不利な内容の写真や報告が多数ある事がご理解いただけると思います。
重要な事は、不利になる写真や報告に対して、工務店が丁寧にお客様に報告し、適切な訂正を行い、ご納得いただく努力をす事だと思います。

過去2万棟以上の検査を行ってきましたが、一度も指摘なしの物件はありません。
なにがしかの問題や指摘があり、それを丁寧に対応する工務店や、無視する工務店など、工務店も様々です。
建築基準法に違反するような、大きな問題ではないにせよ、地震の多い日本であれば、もう少し丁寧な施工をお願いしたい!と思う部分があり、それを報告書に記載しています。

お施主様に造り手の気持ちと技術力の高さを伝えたい工務店と、建てて良かったと思っていただきたい検査側とが一緒になって、ミスの少ない住宅に仕上げ、誰からも評価されるようにその過程をわかりやすく閲覧出来るようにする事が、これからの家作りには欠かせない仕組みだと思っています。