最近の欠陥

壁の凹凸

危険度 1

住宅検査 ホームリサーチ写真の工程はクロスを貼る前の下地ボードの継ぎ目、隙間、段差などをパテ処理し平にしているところです。クロスをきれいに貼るための大事な工程なのですが、肝心な下地に定規をあてたら隙間があり明らかにボードが凸凹しているのがわかります。これではパテだけでの調整では補修はできません。ボード施工した造作大工さんのプロ意識の薄れから出たのでしょうか、気をつけたいものです。

加工ミス

危険度 3

住宅検査 ホームリサーチこの写真は、梁に取付られた羽子板ボルトの施工状況を撮影したものです。平座金の締め込み部分のボルト位置に座掘り(カップ掘り)の加工が見られます。
これは、ボルトを通す(差し込む)側に掘り込まれる加工方法で、加工ミスが確認できます。材料はプレカット加工(事前に工場での全自動加工)され現場に搬入されたものです。
 プレカット加工とは、コンピュータに連動した機械による精密加工のため品質にばらつきがなく安定しているメリットがあります。しかし、この様な加工ミスも稀に確認されます。設計の段階(加工図面の作成)での間違いも想定されます。
油断は禁物です。高度な技術も正しい指示がなければミスを招いてしまいます。

ホールダウン金物

危険度 4

住宅検査 ホームリサーチこの写真は2×4構造の建物の上棟時に小屋梁〜2階柱に設けられたホールダウン金物を撮影したものです。
通常この金物はホールダウンボルトをナットで締め付けて引き抜き力に対応するのですが、この写真の箇所は、ナットにほとんどボルトが掛かっていませんでした。用意したホールダウンボルトの長さが短かったために起こった事例です。とりあえず付いていればいいというのでは、本来の金物の働きを期待することは出来ません。
その場にあった金物を用意する必要があるわけですから適材適所(必要な長さ)を忘れないようにしたいものです。