筋かいを柱や梁、土台などに緊結するのに、筋かいプレートという金物を使います。メーカーや使う場所によっていろいろな形や施工の仕様があり、メーカーではどのタイプの金物を使う場合は、どの穴に何本のビスを固定するかを決めています。写真を見ると金物の3面が柱、土台、筋かいに面あてしてあり、左右それぞれこの金物専用のビス4本づつで留めてありバランス良く施工されているように見えます。ところが、この金物のメーカー仕様は15本のビスで固定することになっており、本来すべてのビス穴にビスが留めてなければいけません。施工者は、金物を使う場合に、ビスを何本留めなければいけないかをしっかり把握して施工することが必要です。
住宅の工法を問わず、構造体を緊結する部分のどこかには必ずといっていいほどボルトやナットが使われています。ボルトの径やねじ山のピッチ、ナットの高さなどにより強度が決まっており、適材適所に決められたサイズのボルトとナットが使われます。ナットのねじ山にボルトのねじ山をすべてかける事も重要ですので、ナットの穴よりボルトの頭が引っ込んでいては本来の強度を発揮出来ません。ナットのネジ穴からボルトの頭が出るくらい(ねじ山で3山程度)余裕が欲しいものです。